展覧会に行こう
美術館やギャラリーで作品を鑑賞していると「この作品の何がおもしろいの?」と思うことはありませんか?美術鑑賞は時々難しく、わからなさを感じるものですが、「観る力」を養えば、もっと楽しくおもしろく感じることが出来ます。
この講座では展覧会をより楽しむためのポイントや作品にまつわる知識をお伝えし、作家でもある講師と一緒に展覧会を観に行きます。時には展覧会に出展する作家本人やギャラリストから作品について伺ったり、受講生同士で作品についての意見や感想を共有することで、作品についての理解を深め、美術鑑賞の楽しみを広げていきます。
誰かと美術鑑賞を楽しみたい方、関西の面白い展覧会を見逃したくない方にもオススメです。
※展覧会は写真を扱う展示を中心に、現代美術や絵画などをセレクト致します。
Curriculum
第1回 展覧会をより楽しむために(座学)
展覧会に行く前の準備や下調べについてや、どういったところに注目して作品を見るとより楽しめるのか、おすすめのギャラリーや展覧会の紹介など、今後の美術鑑賞にも繋がるお話です。
第2回〜第5回:神戸・大阪・京都の美術館、ギャラリーへ
例:写真/映像表現をめぐる旅 in 大阪
・国立国際美術館「視覚芸術百態:19のテーマによる196の作品」展
・若狭ビル 4ギャラリー
・書店員のオススメ写真集 など(内容は展覧会の予定などにより変更する可能性があります)
※基本現地集合、現地解散となります。
※場所については美術館、ギャラリーの予定を見て、前回の授業時にお伝え致します。
※展覧会の入場料は各自ご負担いただきます。
日程 今期の開催はありません
時間 第1回(1時間半) 第2回〜第5回(3時間)
定員 10人(最小開講人数5人)
受講料 20,000円(全5回受講)
持ち物 筆記用具
講師 鈴木崇・大坪晶
場所 第1回:ポルトギャラリー、第2〜5回:都度お伝えします
お申し込み
鈴木崇
アメリカのThe Art Institute of Boston写真学科卒業後、デュッセルドルフ芸術アカデミー、トーマス・ルフクラス研究生としてドイツに滞在。以後、国内外で作品を発表。主な展覧会に「写真の現在3:臨界をめぐる6つの試論」東京国立近代美術館、東京(2006年)、「これからの写真」愛知県美術館、愛知(2014年)「Form - Philia」IMA Gallery、東京(2015年)他多数。昨年Trademark Publishingより作品集「kontrapunkt」を刊行、また今年5月にはamanaより「BAU」「ARCA」の作品集を刊行。 現在、静岡文化芸術大学 非常勤講師 、京都造形芸術大学非常勤講師
大坪 晶
2002年に京都文教大学の臨床心理学科を卒業後、2011年に東京藝術大学、先端芸術表現専攻修士課程を修 了。2013年にチェコ共和国国費留学生として、プラハ工芸美術大学(AAAD)コンセプチュアルアート学部、 写真専攻修士課程を修了。主な受賞歴に2016年 KYOTOGRAPIE KG+ public award受賞 (KYOTO ART HOSTEL kumagusuku内 ozasahayashi_project) 、2015年 Nikon Salon 三木淳賞奨励賞 、2014年 TOKYO FRONTLINE PHOTO AWARD 審査員特別賞(後藤繁雄選)、2010年 天王寺Mio 写真奨励賞 審 査員特別賞(森村泰昌選)。2016年 大阪芸術大学 写真学科 非常勤講師、京都造形芸術大学 文芸表現学科 非常勤講師